門川町森林概要
宮崎県の北部に位置し、三方を山で囲まれた門川町の総面積は12,048haで、その内10,156haが森林であり、門川町総面積の84%を占め、森林資源に恵まれている。その中で、人工林は4,724ha(人工林率46%)で15~35年生の若い林分が64%と多くを占めており、これから保育・間伐などの森林の整備を適正に実施していくことが重要である。また、近い将来に主伐期を迎える人工林が増えるため、供給体制の確立も必要となってきており、間伐材の利用促進などに力を入れている。
近年では、地球温暖化などの環境問題にともない、森林の持つ機能(二酸化炭素吸収や山地災害防止等)が十分に発揮できるような森林整備の考え方も重要となってきている。
しかし、最近では林家の高齢化や木材輸入等による国産材の価格低下等の課題もあり、林業後継者が不足している状況も見られる。したがって、林業の担い手確保もひとつの課題となっている。
門川町内の森林面積・内訳(2001年門川町森林整備計画)
門川町内の森林(10,156ha) | |||||
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国有林(24ha) | 民有林『県有林・町有林・私有林』(10,105ha) | その他 | |||
人工林(4,724ha) | 天然林(5,125ha) | 末立木等 | |||
スギ | ヒノキ | マツ | その他 | その他紅葉樹 |
森林環境譲与税の使途公表
平成31年4月に森林経営管理法が施行され、財源となる森林環境税及び森林環境譲与税が創設され、本町においても、令和元(平成31年)年度より、国から森林環境譲与税が譲与されています。
森林環境譲与税は法令で使途が定められており、市町村及び都道府県は森林環境譲与税の使途を公表しなければならないとされています。
経営管理権集積計画の広告及び縦覧について
経営管理権集積計画とは
経営管理権集積計画は、市町村が経営管理を行うべきと判断した森林をとりまとめるときに作成する計画で、森林所有者がこの計画に同意した後、広告・縦覧することによって森林の経営管理をする権利が市町村に設定されます。
経営管理権集積計画の公告・縦覧について
森林経営管理法(平成30年法律第35号)第4条第1項の規定に基づき、経営管理権集積計画を定めたので、同法第7条第1項の規定により公告します。(門川町公告第38号)公告後、経営管理権の存続期間中は、このページと門川町役場農林水産課にて縦覧します。
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農林水産課 林政係 TEL:0982-63-1140(内線2245) メールによるお問い合わせは こちら |