子どもの健康
(1)乳幼児健康診査
乳幼児の疾病を早期に発見し、健全な発育を促すための大切な健康診査です。
乳幼児健診は、出生届の時に配布する「乳幼児健診等日程表」にそって実施しています。
健診対象のお子さんには案内状を全員に通知しています。
(2)予防接種
予防接種予診票つづり
出生届の時に、健康長寿課で「予防接種予診票つづり」を配布します。就学前後までの予防接種予診票が全てつづってありますので、必ずこれを切り取ってお使いください。
予防接種に保護者が同伴できない場合
予防接種に保護者以外の方が同伴する場合は、予診票の下部に委任状の欄があります。
保護者同伴ができない場合は、必ずこの委任状の欄の署名も必要です。
定期予防接種について
定期予防接種の種類 | 予防できる感染症・その他の注意点 |
---|---|
B型肝炎 | 母親がHBVキャリアの場合は定期接種とは違い健康保険適応での接種 |
ヒブ(インフルエンザ菌b型) | ヒブ感染症(特に細菌性髄膜炎・喉頭蓋炎) |
小児肺炎球菌 | 中耳炎、肺炎、気管支炎、菌血症、髄膜炎 |
四種混合(DPT-IPV) | ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ(小児まひ) |
不活化ポリオ | ポリオ(小児まひ) |
BCG | 結核 |
はしか・風しん混合(MR) | はしか 風しん |
水痘 | みずぼうそう |
日本脳炎 | 日本脳炎 |
二種混合(DT) | ジフテリア 破傷風 |
HPV(2種類) | 子宮頸がん |
成人用肺炎球菌 | 65歳以上でクーポン券が届いた方が対象 |
インフルエンザ | 65歳以上の方 60~64歳で心臓、腎臓、肺で身障手帳1級の方 |
ロタ | ロタウイルス胃腸炎 |
長期療養を必要とする疾病により、定期予防接種を受けられなかった方へ
予防接種法の改正により、長期療養を必要とする重篤な疾病にかかったこと等により、やむを得ず対象年齢内に定期予防接種が受けられなかった方への接種の機会が特例措置として確保されました。
対象の方は、予防接種法に基づく対象年齢外であっても、医師が接種可能と判断してから2年間は、接種できなかった予防接種を定期予防接種として受けることができます。
(※ 予防接種の種類によっては上限年齢有り インフルエンザは除く)
この制度の対象となり定期予防接種を希望する方は、主治医とご相談の上、必ず接種を受ける前に健康長寿課に申請してください。
以下の条件を全て満たしている方が特例措置の対象です
- 接種時に門川町に住民票を有している方
- 長期療養を必要とする重篤な疾病にかかったこと等により、やむを得ず定期予防接種を対象年齢内に受けられなかった方(下記「該当する疾病」を参照)
該当する疾病
次の1~4に該当する疾病にかかり、やむを得ず定期の予防接種を受けることができなかったと医師が判断した場合に限る
- 重症複合免疫不全症、無ガンマグロブリン血症その他免疫機能に支障を生じさせる重篤な疾病
- 白血病、再生不良貧血、重症筋無力症、若年性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、ネフローゼ症候群その他免疫機能を抑制する治療を必要とする重篤な疾病
- 臓器移植を受けた後、免疫の機能を抑制する治療を受け、やむを得ず定期の予防接種を受けることができなかった場合
- 医学的知見に基づき、1~3に準ずると認められ定期予防接種を受けることが適当でないと判断される疾病
対象疾患一覧
特例措置で予防接種ができる期間
- 長期にわたり療養を必要とする疾病にかかったことの特別な事情がなくなり主治医が接種可能と判断した日から2年以内
- 高齢者肺炎球菌は、該当疾病のため定期接種を受けられない特別な事情がなくなった日から1年以内
特例措置で接種上限年齢が定められている予防接種
BCG:4歳に達するまで | 小児用肺炎球菌:6歳に達するまで |
ヒブ:10歳に達するまで | 四種混合:15歳に達するまで |
対象となる予防接種の種類
長期療養の特別な事情で、やむを得ず対象年齢内に接種できなかった定期予防接種
B型肝炎、ヒブ、四種混合、はしか風しん、水痘、BCG,日本脳炎、子宮頸がん、二種混合、不活化ポリオ、小児肺炎球菌、高齢者肺炎球菌
接種までの手順
- 主治医に「長期療養を必要とする疾病にかかった者等の定期接種に関する特例措置対象者該当理由書」を記入してもらってください。
長期療養を必要とする疾病にかかった者等の定期接種に関する特定措置対象者該当理由書
長期療養者のための定期予防接種に関する申請書 - 主治医に記入してもらった「長期療養を必要とする疾病にかかった者等の定期接種に関する特例措置対象者該当理由書」及び母子健康手帳を持参の上、健康長寿課健康づくり係にて、申請を行ってください。
- 門川町が予防接種履歴や医師の診断書等から総合的に判断し、接種医療機関宛ての「実施依頼書」を交付します。
- 医療機関に実施依頼書及び母子健康手帳を持参し、接種を受けてください
県外で定期予防接種を受けたい方へ
里帰り出産やかかりつけ医が県外のため、宮崎県以外で定期予防接種を受けた方に支払った予防接種の費用を支払います。
県外での予防接種を希望される方は、「予防接種償還払い交付申請書兼請求書」に、次にあげる書類を添えて町民課健康づくり係に提出してください。
申請に必要な書類
- 定期予防接種の予診票
- 定期予防接種の領収書
申請書、予診票、領収書の内容を審査し、接種年度内で宮崎県医師会と締結している「委託料」または「支払った費用」のどちらか少ない金額を申請者に支払います。
(3)離乳食教室
離乳食が始まる頃のお子さんの保護者を対象にした教室です。
実際に離乳食を作り、試食もします。もちろん託児もあります。
年6回実施。(乳幼児健診等日程表参照)
(4)チューリップ教室(ことばの教室)
発音がはっきりしない、コミュニケーションがとりづらい等気になることがあるお子さんが対象の教室です。
言語聴覚士による訓練、保護者への支援、専門機関への紹介を行なっています。
(日時):毎週木曜日 (午前)9:15~11:15 (午後)14:30~17:00
1人あたり30分 (予約制)
(場所):子育て人づくりセンター「ひだまりハウス」
お問い合わせはこちら |
---|
健康長寿課 健康づくり係 TEL:0982-63-1140(内線2148,2149,2150,2151) メールによるお問い合わせは こちら |