【レシピ】だしのとり方、調味料について
調味料とだし
離乳食では、調味料はほとんど使いません。赤ちゃんの消化機能は未熟なので、たとえば、塩分が多いと腎臓に負担をかけてしまいます。だし汁を使って食材のうまみを引き出してあげましょう。
だしをとるのが大変という方は、顆粒のものよりも、だしパックがお勧めです。赤ちゃんの口にはいるものなので、化学調味料や添加物の入ってないものを選びましょう。
5~6ヶ月ごろから使えるだし
8ヶ月以降に使えるだし
だしとは言え、煮干しやかつおもお魚です。赤身のお魚が食べられる時期を目安に使い始めましょう。合わせだしは、それぞれで使うよりも7~8倍にうまみが高まるので、和食に使われる基本的なだしになります。合わせだしを覚えて、和食上手になりましょう。
だし汁のとり方5~7ヶ月ごろ
だしをとったことがないという人は、せっかくなので、この機会にとり方を覚えてしまいましょう。普段つくる和食とはひと味違ったおいしさが味わえると思います。
ゆっくり時間をかけて
時間があるときは、簡単な水出しがおすすめです。
椎茸だし
- 干し椎茸の表面を軽く水で洗い、容器(麦茶などを入れる容器)に入れる
- 使うだけの水をいれて、あとは冷蔵庫に入れておくだけ。5時間ほどでおいしいだしができます。
- 残っただし汁は製氷皿で凍らせて、冷凍保存袋へ
※干し椎茸と昆布の両方を入れると、相乗効果でうまみが高まります。お好みで昆布も加えてみてはいかがでしょうか。
だし汁をすぐに使いたいとき
昆布だし
- 布巾でさっと汚れをふき取る(白い粉のようなものはうまみ成分なのでとる必要はない)
- 昆布に数箇所切り込みを入れ、分量の水に30分ほどつけておく
- 中火にかけ、沸騰する直前に火を止め、粗熱が取れたら昆布を取り出す
だし汁のとり方8ヶ月以降
だしをとったことがないという人は、せっかくなので、この機会にとり方を覚えてしまいましょう。普段つくる和食とはひと味違ったおいしさが味わえると思います。
吸い物、煮物なんでも合うだし汁
一番だし(昆布・かつおのあわせだし)
- 布巾でさっと汚れをふき取る(白い粉のようなものはうまみ成分なのでとる必要はない)
- 昆布に数箇所切り込みを入れ、分量の水に30分ほどつけておく
- 中火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出す
- かつお節をいれ、1分くらいで火を止める。(この間にうまみ成分が出たり入ったりを繰り返しています)粗熱がとれたらふきんなどでこしてできあがり。
味噌汁などに合ううまみの濃いだし汁
煮干しだし
- 煮干しは頭と内臓を取り除く(ひと手間:煮干しを乾煎りすると香ばしく、風味よく仕上がります♪)
- 鍋に入れ、水を加えて弱めの中火にかける。10分ほど煮出し、あくは取り除く。
- 火を止めて、粗熱がとれたら布巾でこしてできあがり
急ぐとき
離乳食づくりでは、急に少量のだし汁がほしいときがあります。そんなときは、電子レンジで簡単にだしをとることができます。
一番だし
- 耐熱容器に水、昆布、かつお節を入れ、ふんわりラップをかける
- ふつふつ沸騰してきたらとめて、しばらくおいてからこす
煮干しだし
- 頭と内臓をとり除いた煮干しと水を耐熱容器にいれる
- ふつふつと沸騰してきたらとめて、しばらく置いてからこす
お問い合わせはこちら |
---|
町民健康課 健康づくり係 TEL:0982-63-1140(内線2144,2145) メールによるお問い合わせは こちら |