認知症について
知っていますか?認知症のこと
認知症とは何かの病気によっておこる症状や状態の総称です。
老化によるもの忘れと認知症は違います。
年をとれば、だれでも思い出したいことがすぐに思い出せなかったり、新しいことを覚えるのが困難になったりします。
こうした「もの忘れ」は脳の老化によるものです。しかし、「認知症」はこのような「加齢によるもの忘れ」とは違います。
認知症はさまざまな原因で脳の細胞が死ぬ、または働きが悪くなることによって、記憶・判断力の障害などが起こり、社会生活や対人関係に支障が出ている状態をいいます。
加齢によるもの忘れと認知症のちがい
加齢によるもの忘れ | 認知症 | |
体験したこと | 一部を忘れる 例)朝ごはんの内容 |
すべてを忘れている 例)朝ごはんを食べたこと自体 |
もの忘れの自覚 | ある | ない |
探し物に対して | 自分で努力して見つけようとする | 誰かが盗ったなど、他人のせいにすることがある |
日常生活への支障 | ない | ある |
症状の進行 | 極めて徐々にしか進行しない | 進行する |
認知症かな?と思ったら
認知症は、早期発見・早期対応が大切です。「もの忘れが気になる」など少しでもおかしいなと感じたら、早めにご相談ください。
「認知症簡易チェックサイト(外部サイト)」もご活用ください。
相談先
- 門川町役場福祉課 介護福祉係 電話:63-1140(内線2144,2145)
- 門川町地域包括支援センター 電話:63-1129
若年性認知症
認知症は高齢者に多い病気ですが、働き盛りの年代でも発症するケースがあり、65歳未満で発症した場合を「若年性(じゃくねんせい)認知症」といいます。
若年性認知症の方とその家族が、適切な支援が受けられるよう宮崎県では若年性認知症コーディネーターを配置し、電話相談窓口を開設しています。
詳しくは、こちら(宮崎県のホームページ)をご覧ください。
認知症サポーター養成講座
現在、門川町には2,000人を超える認知症サポーターがいます。
サポーターは認知症を正しく理解し、日常生活や職場で、あたたかく見守る人です。講座の受講時間は約1時間半で、主な内容は認知症の症状、治療、予防、接するときの心構えなど学びます。
ご依頼は門川町地域包括支援センターまでどうぞ。
認知症カフェ
認知症の人やその家族、地域住民、専門職等の誰もが気軽に集うことができる認知症カフェが開催されています。
もの忘れが気になる、日頃ひとりきりでしゃべる機会が少ない方など、どなたでもどうぞ。
おしゃべりをして、たくさん笑いましょう!
カフェの名称 | 開催場所 | 開催日 | 参加費 | 問い合わせ先 |
オレンジカフェ 「いぶき」 |
小規模多機能ホーム |
毎週木曜日 午前10時から正午 |
200円 |
小規模多機能ホーム こばる 電話:63-7771 |
オレンジカフェ 「ひらじょう」 |
スーパー平城 (平城東11-5) |
第2、第4木曜日 午後1時から3時 |
100円 |
認知症の人と家族のつどい
日頃のグチや悩みを打ち明けあいませんか。少しでも思いを共有する時間を持ち、心を軽くしましょう!
日 時:偶数月の第1土曜日 午後1時から3時
場 所:小規模多機能ホームこばる別館(東栄町2-2-1)
参加費:無料
連絡先:小規模多機能ホームこばる 電話:63-7771
認知症地域支援推進員
認知症の人が住み慣れた地域で生活できるよう活動しています。
- 認知症になっても必要な医療や介護等のサービスを受けられるよう関係機関との連携体制づくり
- 認知症カフェの開設
- 認知症の人や家族等への相談支援
認知症初期集中支援チーム「サルビア」
住み慣れた地域で自分らしく生活していけるよう、認知症の人やその家族に対し、
早期にかかわる医療の専門職チームです。
認知症の方、または不安のある方やそのご家族を訪問し、必要なサポートを提案します。
認知症サポート医
認知症サポート医とは、認知症の人が普段受診する「かかりつけ医」等への助言やアドバイス
を行ったり、専門医療機関や各地域医師会、地域包括支援センター等との連携の推進役となる
医師のことです。
詳しくは、こちら(宮崎県ホームページ)をご覧ください。
高齢者見守りSOSネットワーク
民間の協力事業者が通常業務の中で高齢者の見守りを行ったり、行方不明者の情報をもとに注意を払ったりするものです。
詳しくは、こちら(PDF)をご覧ください。
運転免許について
運転のことで心配事があるときは、下記のリンク先をご覧ください。
関連リンク
お問い合わせはこちら |
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健康長寿課 介護保険係 TEL:0982-63-1140(内線2144,2145) メールによるお問い合わせは こちら |